倫理的問題に関する本学会の取り組み

日本環境教育学会倫理委員会

 

環境教育の研究や実践は、個人や社会、動植物、自然環境に影響を及ぼすことから、常に倫理的な配慮が求められます。また、プライバシーや権利に関する意識の変化にともなって、近年、研究や実践に対する社会の側の受け止め方は変わってきており、研究者及び実践者の社会的責任はより一層大きくなっています。

 そのような背景から、日本環境教育学会では、「一般社団法人 日本環境教育学会 倫理規程」を2022年3月に制定し、倫理委員会を立ち上げました。

倫理規程

 

倫理委員会は、会員に対して研究・教育・学会活動等の倫理的側面に関する啓発を行うとともに、個別の倫理的問題に関する相談を受け付け、倫理規程等に基づき、学会として適切に対処いたします。

具体的には、相談者への助言や情報提供を行います。また、相談内容から会員による倫理綱領に反した行為があった可能性があると考えられる場合は、事態を把握することを目的として相談者と面談し、必要に応じて緊急避難的措置や二次被害・二次加害防止のための調整・調停・環境改善を行うとともに、会員の処分などを理事会に提案します。

相談内容は、会員の研究・教育・学会活動における倫理綱領に反する行為に関するものとし、相談者は会員に限りません。倫理委員会は、相談を受け付ける際に、相談者や関係者の人権に配慮し、相談者が安心して相談できるよう努めます。

 

 もし、相談を希望される場合は、以下から相談申込書をダウンロードしてご記入の上、倫理委員長宛(rinri.jsfee <at> gmail.com) に、電子メールにてお送りください(なお、このアドレスに送付されるメールは他人の目に触れることなく、倫理委員長に直接届きます)。

相談申込書 (Word形式)

 

念のために、同文書の送付後、倫理委員長の所属先アドレス(下記)にも相談申込書を送付した旨、お知らせください(申込書自体をお送りいただく必要はありません)。

・倫理委員長:  福井 智紀(麻布大学)

・Eメール:      office(at)jsfee.jp もしくは fukui(at)azabu-u.ac.jp

※ (at)は @ に置き換えて下さい

 

倫理規程Q&Aと事例解説を公開しました。(PDF)